iPhoneのデータ移行はクイックスタートを使えば誰でも簡単すぐに行えます!

新しいiPhoneを購入したいと考えた時、真っ先に頭に思い浮かぶのが「データ移行」です。「データ移行は面倒くさい」「なんだか難しそう」実はそういうイメージを持つ人も少なくありません。

実はiPhoneのデータ移行はクイックスタートを使えばとても簡単に行うことができます。

今回は、iPhoneのデータ移行にはクイックスタートが便利な理由、クイックスタートによるデータ移行のやり方・手順、クイックスタートの疑問・注意点、クイックスタート以外のデータ移行方法について解説します。

1.iPhoneのデータ移行をするならクイックスタートが便利な理由

iPhoneのデータ移行はクイックスタートが簡単で手間がかからず便利です。なぜクイックスタートは便利なのか、その理由をご紹介します。

1.1.簡単に移行できる

クイックスタートでのiPhoneデータ移行はiPhone同士をかざすだけで行えるため、とても簡単です。

従来のiPhoneデータ移行はiTunesやiCloudにバックアップをして機種変更後に新iPhoneで復元、写真データを手作業で移すという流れで行っていました。しかしiOS11以降は旧iPhoneを新iPhoneにかざすだけでデータ移行が可能です。

さらに、iOS12.4以降では、バックアップなしで写真やアプリのデータ移行も可能です。

1.2.PCや有料ストレージプランを必要としない

クイックスタートはPCや有料ストレージプランがなくてもデータ移行を行えます。新旧iPhoneがあれば行えるためです。

前述のようにクイックスタートでのiPhoneデータ移行はiOS12.4以降、かざすだけで写真・アプリを含めて行えます。iCloudの容量追加購入をする必要がなく、PCがなくても行えるのがクイックスタートの魅力です。

2.クイックスタートでのiPhoneデータ移行のやり方・手順

クイックスタートによるiPhoneデータ移行の事前準備・やり方・手順をわかりやすく解説していきます。

2.1.事前確認

  • iOS12.4以上であることを確認

クイックスタートは新旧iPhoneいずれもiOS12.4以上である必要があります。2022年現在であれば15.1以上が最新となりますので、こまめに更新をしていれば問題ありません。不安がある場合は「設定」「一般」からシステムバージョンを確認してみましょう。

  • Bluetoothのオンを確認

iPhoneのBluetoothがオンになっているかどうかも確認しましょう。クイックスタートはBluetooth通信にて行われるためです。

  • WiFi環境の確認

クイックスタート時にはWiF環境も確認しておいてください。クイックスタートはBluetooth通信にて行われますが、通信が途切れる恐れがあります。そのような不測の事態に備えるためにWiFi環境は整っていたほうが無難です。

  • Apple IDとパスコードの確認

クイックスタートではApple IDと端末のパスコードが必要です。いつも使うコードなのでご自身で把握しているはずですが、念の為に確認しておきましょう。もし不安があるようでしたらメモしておき、クイックスタート後に破棄してください。

  • ストレージ容量を確認する

iPhoneのデータ移行時には新旧それぞれのストレージ容量も確認しておきましょう。新iPhoneの容量が小さい場合、容量が足りずにすべてのデータを移行できない可能性があるためです。

もし新iPhoneの容量が旧iPhoneより小さくデータをすべて転送できない状況である場合は、不要な画像データやアプリの削除を行いましょう。

2.2.新機種側の初期化も行っておく

クイックスタートをする前に、新iPhoneの初期化を行いましょう。初期化状態でないと、クイックスタートができないためです。

たとえば、キャリアショップにあるiPhoneは動作確認のためにセットアップされてしまっている場合があります。この場合は必ず初期化を行わなくてはいけません。

初期化は「設定」「一般」「リセット」から、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択することで行えます。

2.3.クイックスタートの流れ

それではクイックスタートによるiPhoneデータ移行の流れを簡単に解説していきます。

  • iPhoneのBluetoothをオンにする

まずは旧iPhoneのBluetoothをオンにし、新しいiPhoneの近くに置きます。不測の事態に備えてWiFiもオンになっているか確認しましょう。

  • SIMカードを挿入する

新しいiPhoneにSIMカードを挿入して起動させます。白い画面に「こんにちは」という文章が出てくるので、上にスワイプして開きます。

  • 画面の指示に従い「続ける」を押す

旧iPhoneの画面に「新しいiPhoneを設定」という表示が出てきます。Apple IDの確認後、問題がなければ「続ける」をタップしてください。

  • 新iPhoneに旧iPhoneをかざす

新iPhoneに青色の円形アニメーションが表示されます。それとともに旧iPhoneではカメラが起動しますので指示に従ってかざしましょう。万が一カメラが使用できない場合は手動で認証することも可能です。

  • パスコード入力

新iPhone側でパスコード入力画面が表示されます。旧iPhoneにて使用していたパスコードを入力しましょう。ちなみに、新たにパスコードを考えて登録するわけではないのでご注意ください。

  • 各種設定を行う

続いて新しいiPhoneにてFace ID、Touch ID、Apple Payなどの設定を行います。後からでも設定可能ですが、まとめて行ったほうが楽です。

  • iPhoneのデータ移行が終わるまで待つ

新iPhoneにて各種設定後に「データを転送」という画面が表示されます。クイックスタートでは「iPhoneから転送」を選択します。

移行完了までの時間はデータ容量によって異なります。目安としてはデータ容量が20G程度ある場合は約5分かかるので参考にしてください。

3.クイックスタートによるiPhoneのデータ移行時の疑問と注意点

クイックスタートを使ったiPhoneのデータ移行で多くの人が疑問に感じていることや注意点についてまとめました。

3.1.時間はどれくらいかかる?

クイックスタートによるデータ転送では20Gで約5分というのが目安となります。容量が多ければさらに時間はかかりますので、iPhoneのデータ移行を行う場合は時間的に余裕を持って行ってください。

3.2.アプリは個別で設定が必要になる場合もある

iPhoneのデータ移行では各アプリで個別に設定が必要になる場合があります。たとえばLINEであれば、引き継げるデータがあるものの細かい設定は引き継げないため改めて見直す必要があります。

また、Googleの各種サービスは新iPhone移行後の初回起動時にログインが求められます。

他にもアプリごとに引き継げる内容や設定が必要な箇所に違いがあるため、事前に確認しておきましょう。

3.3.データが消失するリスクもある

クイックスタートは簡単にiPhoneのデータ移行をできますが、データ消失リスクがあります。WiFi環境がなくBluetoothが途中で途切れてしまった場合や、新旧どちらかのiPhoneが故障してしまった場合などに起こります。非常にまれなケースではありますが、万が一に備えて事前に大切なデータはバックアップを取っておくようにしましょう。

3.4.キャリアメールの履歴は引き継げる?

携帯電話会社が同じであればキャリアメールの引き継ぎは可能です。機種変更をした場合は引き継ぎできません。

もし大切なメールなどがある場合は、Gmail等のフリーメールサービスに転送しておきましょう。

3.5.iPhoneのデータ移行をキャリアショップでやってもらえる?

結論から言うと、有料でデータ移行サービスを提供しているショップはあります。

iPhoneのデータ移行は自分で行うのが原則です。とはいえ、知識がなく不安がある方も多いため、各キャリアでは有料でデータ移行サービスを提供しているのです。

やり方がわからない、不安があるという方は事前に確認してみましょう。

4.クイックスタート以外のiPhoneデータ移行方法

クイックスタート以外にも2つiPhoneのデータ移行方法があります。

4.1.iCloudを使う方法

Apple社が提供するクラウドストレージサービスを利用する方法です。

iCloudに移行したいデータを移しておき、機種変更後に新機種上で「iCloud バックアップから復元」を選択し移行を行います。

クイックスタートと比べるとやや手間がかかり、5GB以上のデータを移行する場合はiCloudの追加ストレージを購入する必要があるため費用がかかります。

4.2.iTunesを使う方法

iTunesを使ってパソコンによるiPhoneのデータ移行を行う方法です。

まず旧iPhoneをパソコンに接続してバックアップを作成。その後、新iPhoneをパソコンに接続してバックアップを復元します。

パソコンを介してデータ移行するためWiFi環境が必要なく比較的スピーディーに移行できます。また、データ管理をしやすいというメリットもあります。

ただし、パソコンが必要であるため持っていない方では実行できません。

5.まとめ

クイックスタートが登場以来、iPhoneのデータ移行はとても簡単になりました。新旧iPhoneを手元にあり、手順さえ間違わなければ誰でも行うことができます。

ただし、簡単ではあるものの時間が多少かかりますし失敗するとデータ消失のリスクがあります。今回ご紹介した手順や注意点を参考に、安全にiPhoneのデータ移行を行ってください。