iPhoneユーザーにとって充電されない状況は大きな問題です。iPhoneは携帯電話としての機能はもちろんSNSやゲーム、ニュースや天気予報、その他生活を豊かにするさまざまな機能を持ちます。充電されなくなってしまうと、生活の質が下がり不便になってしまうことでしょう。
「充電器を挿したのに充電されない」「充電したばかりなのにすぐ残量が減る」「充電に時間がかかりすぎる」
今回はiPhoneが正しく充電されない場合の原因、原因の突き止め方、充電されない場合の対処法、充電されないリスクを減らすポイントをご紹介していきます。
1.iPhoneが充電されない場合の原因と対処法充電器・iPhone本体に原因がある
なぜiPhoneが充電されないのか、その主な原因と問題になっている箇所の見分け方、対処法をご紹介します。
1.1.充電されない原因は充電器・iPhone本体にある
iPhoneが充電されない状態になる場合、主に充電器とiPhone本体に原因があります。片方が問題である場合もあれば、両方とも問題が発生して充電されないケース、どちらも考えられます。
正しい対処を行うためにも、症状を確認してどこに原因・問題があるのか突き止めましょう。
1.1.1.充電されない原因を突き止めるための手順
充電されない原因を突き止めるには以下の手順で確認してみてください。
| 手順 | 解決した場合 |
| 1.コンセント等、充電器を挿す電源を変えてみる | 電源側に問題が発生している可能性があります。充電器・iPhone本体は問題ありません。 |
| 2.別の充電器・充電ケーブルを使用する | 充電器または充電ケーブルに問題が発生しています。 |
| 3.別のiPhoneまたはiPadで使用していて動作確認できている充電器を使用してみる | iPhone本体に問題が発生している可能性が高いです。 |
1.2.原因が充電器にある場合
上記手順2にて充電器に問題があると発覚したら、さらに詳しく問題がある箇所を見極めて対処につなげる必要があります。
1.2.1.電源アダプタ
電源アダプタとはコンセントにつなぐキューブ型のものです。変色や変形をしている場合、充電時の熱により内部回路が破損・焼き切れ等を起こしている可能性があります。故障していると正常な充電が行えないため交換が必要です。
また、電源アダプタは純正であってもiPhone8以前とX以降では仕様が異なります。たとえば、iPhone8以前のアダプタは高速充電に対応していないため、X以降ユーザーにとっては充電が遅く正常に行われていないと感じる可能性があります。
1.2.2.充電ケーブル
充電ケーブルは熱や劣化により断線することがあります。特にUSB端子付近は断線しやすいため注意しましょう。
また、USB端子は汚れや破損などで接触不良を起こすこともあります。充電されない原因となりますので、端子の汚れ・破損もチェックしておいてください。
1.2.3.ワイヤレス充電器
ワイヤレス充電器を使用している場合は充電器本体にケーブルがささっているか、電源に接続できているかを確認しましょう。また、iPhone本体に取り付けられたケースと充電器の相性が悪くて充電されない場合もあります。ケースを外して充電されるかどうかも改めて確認してみましょう。
それでも解決しない場合は充電器本体の故障が考えられます。
1.2.4.モバイルバッテリー
モバイルバッテリーを使って充電されないケースでありがちなのがアンペア不足です。実は出力できるアンペア数には限界があり、複数台充電できるタイプでも一度につないでしまうとアンペアが足りずに充電されにくくなることがあります。1台ずつ接続して試してみましょう。
1.3.充電器に原因がある場合の対処法
充電されない原因が充電器にある場合、新しく購入することがその対処法となります。再び充電されない状態に陥らないためにも、充電器を買い替える場合はAppleの純正品または公式認定品を選ぶようにしましょう。また、ご自身が所有するモデルのiPhoneで動作確認されているものを選ぶと安心です。
ちなみに、充電器内部やケーブル断線をご自身で修理することはやめましょう。怪我やiPhoneの破損など想定外のトラブルが発生することがあるためです。
1.4.iPhone本体に充電されない原因がある
iPhone本体に原因がある場合、考えられるのはソフトウェア(内部システム)またはハードウェア(機器)どちらかに問題が発生しています。
1.4.1.ソフトウェアの問題
充電されないだけでなく、iPhoneの動作そのものに不具合がある場合はソフトウェアに問題が発生しているかもしれません。
1.4.2.ハードウェアの問題
充電用端子部分が汚れていると接触不良により充電されないことがあります。劣化により端子に破損または歪みなどが発生している場合も充電されなくなる可能性があるため確認してみましょう。
また、iPhoneのバッテリーには寿命があります。劣化により性能が低下すると充電されにくくなったり充電してもすぐに残量が減ったりするなどの問題も発生することがあります。iPhoneが充電されない際はバッテリーの寿命も疑いましょう。
ちなみに、新品ないし購入からそれほど経ってないのであれば、バッテリーそのものが初期不良になっている可能性もあります。
1.5.iPhone本体に原因がある場合の対処法
ソフトウェア・ハードウェアどちらに原因があるかで対処法も変わります。
ソフトウェアが問題である場合は再起動またはiOSのアップデートにより動作が改善することがあります。解決できない場合はサポートへ連絡してみましょう。
ハードウェアに問題がある場合は修理または買い替えという2つの対処法があります。いずれの場合も個人で判断するのではなく、Apple正規店へ持ち込むかAppleサポートへ連絡して専門家に見てもらうことをおすすめします。
2.iPhoneが充電されないリスクを減らすためのポイント
iPhoneが充電されない事態を避けるために、日頃から注意しておきたい・覚えておきたいことをまとめましたのでご覧ください。
2.1.正しいやり方で充電を行う
正しいやり方で充電しないと充電されないリスクが高まります。
たとえばタコ足配線やケーブルが入り組んで熱暴走しやすい状況下で充電すると充電器やケーブル、iPhone本体の故障を招く恐れがあります。できればタップなどを使用せず、電源に直接差し込んで充電を行いましょう。
また、100%の状態で充電し続けてしまうとバッテリーの劣化が早まります。こまめに充電を行い、充電完了後は速やかに充電を終えるようにしましょう。
2.2.純正品以外の機器は充電されないリスクを高める
純正品または公式認定品以外の充電器は使用しないように気をつけましょう。
充電器はさまざまなメーカーから発売されていて中には安価なものもあります。しかし、非正規品や非公式品はAppleの基準外の性能である可能性があり、アンペア不足や不要な熱暴走により充電されないリスクを高めてしまいます。
他に充電器がないなど致し方ないケースを除き、基本的には純正品または公式認定品を利用するようにしましょう。
2.3.急速冷却すると本体の劣化を早める
iPhoneが熱くなったからといって急激に冷やすのは危険です。iPhone本体を劣化させる原因になります。
iPhoneに限らず電子機器は使用状況・環境により熱を持ち動作が不安定になることがあります。故障を心配してつい冷蔵庫に入れたり保冷剤を使ったりしてしまうケースがありますが、それは危険です。iPhone内部に結露が発生する恐れがあり、内部部品・回路の故障・劣化を引き起こす原因となります。
充電されなくなるだけでなく、iPhoneの寿命を大きく縮めることですのでお気をつけください。
3.まとめ
ユーザーにとって、iPhoneは日常生活になくてはならない必須アイテムです。
「コンセントに挿したのに充電されない」朝の出勤・外出前にそんなことが発覚したらガッカリしてしまうことでしょう。
解決するためには、まず充電されない原因がどこにあるのかを突き止めそれに合わせた対処法をとることが大切です。ご紹介した手順で原因を見極め、正しい対処を行ってください。
また、日頃からちょっとしたことに気をつけることで充電されないリスクを減らすことも可能です。ぜひこの記事を参考に実践してみましょう。